SSDを選ぶ前に、規格を確かめる。
同じ「M.2 SSD」でも、使えるとは限りません。容量や速度を比べる前に、パソコン側の対応仕様とSSD側の仕様を照合します。ここでは特定商品の適合を断定せず、購入前の読み方を説明します。
形と接続規格を、分けて読む
| 表記 | 確認すること |
|---|---|
| 2.5インチ/M.2 | 取り付ける形状。M.2は接続規格の名前ではありません。 |
| SATA/PCIe・NVMe | パソコン側のスロットや端子が対応している接続方式。 |
| 2230/2242/2280など | M.2の基板寸法。例えば2280は幅22mm・長さ80mmです。 |
| 容量 | 必要な容量に加え、機種の対応仕様とメーカーの注意事項。 |
M.2にはSATAとNVMeの製品があります。KingstonのM.2解説とSSDのFAQで、規格と寸法の違いを確認できます。
「端子が入りそう」だけで決めない
切り欠きの形、基板の長さ、対応する接続規格をすべて照合します。KingstonのFAQでも、M.2の対応寸法はシステムやマザーボードのメーカー情報で確認するよう案内しています。
同じ容量・同じM.2という理由だけで選ばず、固定位置、厚み、放熱部材を含めて、その機種の取り付け条件を確認してください。判断できない場合は購入を保留します。コネクターが合わない部品を押し込むことは避けてください。
部品代以外に必要なものを先に洗い出す
- 固定ネジ、ブラケット、接続ケーブルなど、機種で必要になる部材。
- 交換作業に必要な工具と、メーカー指定の作業手順。
- データを別の場所へ保存するための媒体。
- 環境を移す場合に使う方法と、その方法が対応する構成。
部品だけ届いて作業が止まらないよう、手元にあるものと追加で必要なものを分けて書き出します。このリストは全機種共通の購入品一覧ではありません。
交換と、環境移行は別々に考える
SSDを取り付ける作業だけでなく、Windowsやアプリ、必要なファイルをどう戻すかを先に決めます。新しく設定し直すか、現在の環境を移すかによって、準備するものが変わります。
読み取りエラーがある、暗号化の回復キーが見つからない、残したいデータのコピーがない場合は、交換を始める前に確認してください。機種ごとの適合や、現在のSSDから移行できるかは個別の確認が必要です。